「ほら、あれあれあれ。」の世界

この頃物忘れがひどい。特に、単語が出てこないのです。「ほら、あれあれ。」と言うような会話を同じ年代の仲間とよく行います。相手もなんとなく判るのですが、名前は出てこないのです。相手も名前が出てこないと「ああ、こんなものかな。」と少しあきらめもつくのですが、やはり、それではすまないことがあります。

 特に、人の名前が出てこない特。確かに普段接している人であったり、職場の同僚であったりすると、名前が出てくるまで、いかに時間をつなぐかが問題となります。まさか、「だれでしたっけ。」と言うわけにもいきません。世間話をしながら、あるいは、仕事の話をしながら、なんとか、名前が出てくるまでまちます。普段接している方は、それでなんとか名前を出すことができるのですが、以前の同僚などですとそれでも名前、がでてこないのです。これは、困ってしまいます。

 なんとか、話をつなげながら相手が名前を言ってくれると助かるのですが。最後まで判らないでなんとなく話を合わせて「さようなら。」と言う場面もあります。歳には勝てないと思いながらもやはり、あせってしまいます。

 特に、大事だなと思ってしまってしまった物。大事と思って普段置いておくところと違う所に置いてしまったものが、見つかりません。大事だと思い丁寧にしまってしまったものほど見つからないのです。当然大事な7ものですから、後から必要になります。しかし、見つけることができずに何時間もの時を費やしてしまうのです。若い人から見ればなんでいつも同じような失敗をするのかとあきれてしまうのでしょうが、同じことを何回も行ってしまいます。

 自分が若い時は、こんなことは、思いもよりませんでした。目の前の、俳優さんや歌手の人。それも自分のお気に入りや、よく見ているテレビ番組の俳優さんや歌手の名前が出てこない。以前行った場所の名前が思い出せない。「ほら、あれあれあれ。」と言う会話が始まるのです。